「サマースクール2023イン曽爾」DCV発表会 理数教育研究センター

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「サマースクール2023イン曽爾」DCV発表会

9月28日(木)に奈良教育欧洲杯外围赛_欧洲杯下注预测--欧冠买球盘物理学実験室にて、サマースクール2023イン曽爾のDCV発表会を行いました。曽爾で行った科学?数学実験について、成果を発表しました。今後の反省点?感想などさまざまな意見交換をし、ウィンタースクール2024イン曽爾に向けて役立つ貴重な経験をしました。

泡は泡でも

私たちは3つの実験から気体の発生方法、確認方法を児童たちの目で確かめてもらいました。気体とは何なのかという質問から始まり、二酸化炭素や酸素の発生する実験を行いました。溶液を混ぜることで気体が発生するのを見た児童から面白かった、興味を持てたといってもらうことができました。

反省?感想

  • 児童の反応を見ながら授業を進めることができた。
  • 児童の字を書く速度が思っていたよりも遅かったことや児童の反応に答えすぎてしまったなどによって、時間内に終えることができなかった。
  • 注意喚起を行った際に、児童がしっかりと聞いてくれた。
  • スライドを見せるときや、気体の確認方法を見せるときなどに電気を消すなどまだまだ改善点があることが分かった。

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つかめる水を作ろう

今回はイオンの架橋を利用した「つかめる水」を作る実験を行いました。授業では電離やイオンの結合といった微視的な背景と併せて巨視的なイメージ図で説明しました。実験では原理を踏まえて班ごとに異なる条件を設定し、より耐久性のある「つかめる水」を作る方法を思考しました。実験結果を共有で、様々な条件での結果を原理の理解と共に学ぶことが出来ました。

反省?感想

  • 実験は成功したが、原理まで理解してもらうことが難しかった。
  • 実験に時間がかかり、授業時間が少し押してしまった。

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大吉おみくじをつくろう!

私たちは数の石垣をテーマに、文字式を用いて4段の石垣について法則性を見つけるという授業を行いました。最上段の数が3の倍数になるときを大吉として、大吉になるための最下段の数の組み合わせを探しました。グループごとの話し合いの中でたくさんの仮説を立て、Excelツールを使って仮説の確認を行い、最後にはその法則性にたどり着くことが出来ました。

反省?感想

  • 話し合いをメインにしたことで、難しい問題でも放棄することなく取り組んでくれた。
  • パワーポイントを用いて授業で用いる知識について簡単な説明を行うべきだった。
  • 途中の考えを書く時間を意識的に用意するべきだった。
  • 控えめな児童も考えを共有できるように、teamsなどのシステムを用いた方法を考えるべきだった。

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